フォレノワールはフランス語で黒い(ノワール)森(フォレ)という意味のスイーツ!見た目がシックで、味はチェリーの甘酸っぱさでオシャレ&大人な味わいです。お店によって、生クリームを挟んでいたり、ガナッシュクリームを挟んでいたり、チョコレートムースを挟んでいたり…とアレンジ多様ですよね!
私はチョコレートをしっかり感じられる濃厚なタイプが好み且つ、甘すぎない少しビターなチョコレートが好きなので、自分好みのフォレノワールを完成させたくてこのレシピを作りました!チョコレート好きさんにはたまらない美味しさですので、是非アメリカンチェリーが旬の5月~7月頃見かけたら作ってみてください。
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映え度:★★★★★
美味しさ:★★★★★
難易度:★★★☆☆ (工程は多いですが特に難しいポイントはありません)
総作業時間:2~3時間 (冷やす時間等は含みません)
こだわりPoint
- 断面にアメリカンチェリーが見えるよう並べて見た目を豪華に!
- 濃厚ムースに使うチョコはビターなチョコにして、さらにキルシュをきかせて爽やかで本格的な味わいに
Recipe
※ムースフィルム2枚をつなぎ合わせてセルクル代わりに使っているので、大きさは自由自在です(セルクルをお持ちであればセルクルでも作れます)。普通に1枚使って小さい1人用サイズをいくつか作るのも可愛いです♡
大きさを変える場合はムースの材料を同比率で増減してください。余ったらチョコムースとして美味しく召し上がれますし、スポンジもムースも冷凍保存可能ですので多めに作るのもOKです。
材料
13~15㎝くらいの丸型(上記の通り調整自由)
●ココアスポンジ(お好きなレシピで作っても可)
- 卵(卵白と卵黄に分ける) L2個
- 砂糖 70g
- 薄力粉 55g
- 純ココアパウダー 15g
- 牛乳 35㏄
- バター(無塩がオススメ、マーガリン可) 20g
●チョコムース
- ビターチョコ(スイートチョコ) 80g
- 牛乳 8g
- 生クリーム(A) 7g
- 粉ゼラチン 1.5g(ふやかす前)
- 生クリーム(B) 80g
●チェリーのキルシュ漬け
- アメリカンチェリー 約200g(約20個)
- 砂糖 大さじ2
- レモン汁(ポッカレモン可) 小さじ1
- キルシュ 大さじ1
●仕上げ・飾り
- 生クリーム(動物性) 100㏄
- 砂糖 8~10g
- キルシュ 小さじ1
- アメリカンチェリー(飾り用) 5個ほど
- 板チョコ(コポー用) 適量
作り方
チェリーのキルシュ漬け🍒
- アメリカンチェリーは茎を取り除いて洗い、キッチンペーパーで水気を拭く
- チェリーの種を取る(専用の種取り器を使用するのも良いですが、無い場合は種の周りを包丁で半分に切り、種を除く)
- 耐熱ボウルに2の半割れチェリーと砂糖を入れてラップをふんわり被せレンジで600wで2分加熱する(チェリーの大きさにより多少調整必要、今回用いたチェリーは直径2㎝程でした)
- レモン汁を加えてさらに600wで30秒加熱したらキルシュを加えて混ぜる
- 粗熱を取り、使用するまで保存容器に入れて冷蔵庫へ
このチェリーのキルシュ漬けの液は、のちにシロップとしてスポンジに打つので捨てないでチェリーを漬け込んでおく
ココアスポンジ
※今回は15㎝スクエア型で作っていますが、お好きな型でどうぞ!ロールケーキのように天板で薄く焼く(この場合スライス不要)も良しです。ただし型によって焼き時間は調整してください。
- 前準備として、型にシートを敷き、オーブンを170度に予熱開始
- ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーでかるく泡立て卵白を半分加え、さらに泡立ててきめ細かくなったらもう半分を入れてしっかり角が立つ艶のあるメレンゲを作る
- 卵黄を加え混ぜる
- 薄力粉を振るいながら加え、泡をつぶさないようにゴムベラで切って底からすくい上げるようにさっくり混ぜる(ボウルを手前に回しながら)
- 粉っぽさが無くなれば、耐熱ボウルにバターと牛乳を入れてバターを溶かしたもの(レンジで1分ほど,湯煎も可)に振るったココアパウダーを入れダマがなくなるまで混ぜる
- 生地にココア液をゴムベラに伝わらせながら加え、4と同じく生地をゴムベラですくうように手早く混ぜる
- 型に流し込み、数回少し高い位置から落として気泡を抜き、170度に予熱したオーブンで20~30分焼く(オーブンや型により時間調整必要)
- 焼きあがったら、高い場所から落として焼き縮み防止して型から外し、乾燥しないようふんわりラップをかけてケーキクーラーで冷ます
- 冷めたら1㎝~1.5㎝ほどの厚さに2枚スライスしてラップで覆い乾燥を防いでおく
チョコムース
- 前準備としてゼラチンを分量外の水(お使いのゼラチンの使用方法を参照)でふやかしておく
- チョコレートを小さく刻むか割り、湯煎あるいは耐熱容器に入れてレンジで溶かす(湯煎の場合、水分や湯気が入らないように注意!)
- 牛乳と生クリーム(A)を耐熱容器に入れてレンジで沸騰直前(フツフツ沸き出したらすぐ止める)まで温め、ふやかした1のゼラチンを入れて混ぜ、溶かす
- 3を2に加え、混ぜる
- 生クリーム(B)を7分立て(角が立たず混ぜた筋が見える程度)にして4に加え、泡だて器で均一に混ぜる
仕上げ・飾り(チョコムースが冷えて固まる前にムース作りと続けて行いましょう)
- ムースフィルム2枚を繋ぎ合わせ丸形を作る(お好みの長さでカットしてお好みの大きさで)
- スライスした2枚のココアスポンジを1枚ずつ1で作った丸形(あるいはセルクル)で型抜きし、底のスポンジは型を抜かずにそのまま表面にチェリーのキルシュ漬けのシロップを刷毛でたっぷり打つ(下の画像はシロップ打つ前)
- チョコムースを半分ほど流し込み、平らにしたら、キルシュに漬けたチェリーをまず外周からチェリー断面が外側を向くように並べて内側にも敷き詰める(漬け込み液が多いと水っぽくなってしまうので、軽く水分を取って並べる)
※中央はチェリーを並べないで空けているほうがカットしやすいです
- 残り半量のムースを流し(フィルム高さが0.5~1.5㎝ほど残る高さまで)、ヘラで表面を軽くならしたら、上面用のスポンジにチェリーの漬け込みシロップをたっぷり打つ
- 上面のスポンジをムースの上に被せ、上から抑えて隙間をなくす(強く押しすぎ、ムースの入れすぎは溢れるので注意です)
- 5の上面のスポンジにチェリーの漬け込みシロップを打つ
- 生クリームに砂糖を加え、氷水で冷やしながらハンドミキサーで泡立てる
- とろみがついてきたらキルシュを加え、さらに泡立てて8分立て(角が立つくらい)にする
- 8を上面のスポンジに薄く塗り広げる
- 残りの8のクリームをお好みの口金を付けた絞り袋(私はサントノーレ)に入れ、絞る
- 飾り用のチェリーを並べ、板チョコをピーラーで削ったコポーを振りかければ完成!
冷蔵庫でムースがしっかり固まるまでよく冷やしてお召し上がりください。
※ムースフィルムではなくセルクルで作った場合は、よく冷やした後に温かいタオルなどでセルクルの周りを温めてから取り外してください。
カットするとこんな感じです。どのケーキでもそうですが、カットする時は包丁(できればケーキ用)をお湯で温めて水分を拭いてから切ると断面が綺麗になります。(チェリーのところはどうしても少し崩れますが…)
今回用いたムースフィルムですが、しっかりと固さのあるタイプのフィルムを用いています。私は製菓材料オンラインショップであるcottaさんで購入しましたが、同じようなタイプであればOKです。
[ムースフィルムの仕様]
材質:PP
サイズ:高さ60㎜×長さ200㎜
固さがあるのでセルクル代わりに使え、型崩れを気にせず運べますし、そのままプレゼントもできるので重宝しています。商品のリンクを載せておきますので、ご参考にどうぞ!
まずは、私が使ったcottaのフィルムです。送料のことを考えると3979円以上購入した方がお得ですね!
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あるいは、コスパを求める方はこちらの商品もお得です。100枚は多いと思うかもしれませんが、色々なケーキに使用できますし、一人分サイズとして幾つか作る場合もあると思いますので、持っていても良いと思います。
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もしプレゼント用であれば、ゴールドやシルバーのケーキトレーに載せるととても華やかで売り物みたいな見た目になりますので、こちらもオススメです。
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どこを切ってもチェリーがたっぷり入っていて美味しいですよ!濃厚なチョコレートムース×チェリーの甘酸っぱさが最高のバランスです♡ ムースが濃厚な分、カット小さめでも満足できますので、直径15㎝で作ったら5~6人分ほどあります。もちろん美味しすぎて私の場合はもっと食べますが(笑)
食べきれず残ったら、ラップでぴっちり包んでジプロックに入れて冷凍し、食べる半日前くらいに冷蔵庫で解凍して食べてください(1週間ほどはもちます)。
とてもオススメなのでぜひ作ってみてくださいね!
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